●変貌するヤンゴン

写真②

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先日、今住んでいる家の家主さんから、来年度の家賃は3,000ドル(一ヶ月約30万円)でないと貸せないと言われました。今年度が2,000ドルですから50%アップです。家主さんの言い分では、近くに家を持つ友人は今5,000ドルで貸しているので3,000は安いと言われました。事実、ヤンゴンの不動産価格はそのように急激に値上がりしています。

②の写真は家から歩いて5分くらいの所にコンドミニアムを建設している現場の風景ですが、ヤンゴンではいたる所でこのような風景に出合います。アジア最後のフロンティアを目指して来る企業や人々は多いものの、こんなに高くなれば進出を考えていた企業も足踏みするのではないかと思われますが、それでも全く勢いは止まりません。しかし、大方の見方ではこのバブルもあと2年は続かないだろうと見られています。

車は日本に比べれば目の玉が飛び出すように高くて驚きますが、それでも2~3年前より格段に安くなっているため、ヤンゴン市内には車が溢れ、いたる所で渋滞を引き起こしている状況です(日本車が多いのは日本人としては嬉しいかぎりですが・・・)。

ヤンゴンに住む人々の多くは、心がお金の方だけを向いていて、これまでミャンマー人が持っていた良さが損なわれていっているような気がしています。今後この国が健全に成長していくためには、人々が自分の権利だけを主張し、自分に与えられる機会ばかりを待つのではなく、自国の将来に対して自分がどのように責任と役割を果たしていけるかをしっかり考えていく必要があると感じています。

アルティックミャンマー
プロジェクトディレクター
平野喜幸

カテゴリー: ミャンマー支援, 海外支援