ミャンマー支援

myanmar-head

言語の異なる民族間の学習格差をなくすための学校建設・運営

ミャンマー
タイ仮

活動内容 学校の建設と運営
活動地域 メラ難民キャンプ

人口6万人が暮らすメラ難民キャンプ

タイとミャンマーの国境沿いには、ミャンマーから難民となって逃れてきた約14万人の人々がキャンプを作って生活をしています。キャンプはタイ政府から割り当てられた山間地域に10箇所ほどあります。これらのキャンプの中でも最大のものがターク県のメソットの近くにあるメラキャンプで、人口は約60,000人ほどです。
 私たちはこのキャンプに3つの学校と1つの保育園を建て、運営の支援をしています。

困難な生活と行き届かない子どもたちへの教育

 このキャンプはバンコクから北東に飛行機で1時間ほど(現在メソット便は運休中です)のところにあるメソットという町から、さらに北へ66kmの位置にあります。ミャンマー国境からは10kmのところです。国連難民高等弁務官事務所の資料によると、キャンプの登録者数は34,047人となっていますが、非登録者が2万人以上もいて、総人口は実際には6万人近いと言われています。
 生活情況は、外国のNGOなどの支援を受け、一応、当面の衣食住には困らない程度ですが、非常に困難な生活を強いられています。例えば、子供の教育については、設備の劣悪さや教科書や文具などの不足もあり、充分な教育がなされていないのが現状です。

言語の異なる民族同士が暮らす難民キャンプの問題

 さて、メラ・キャンプは殆どがカレン族から成ります。カレン族にはポーカレン族とスゴーカレン族があり、元々はひとつの民族で日常の生活習慣に大きな違いはありませんが、言葉が通じません。多数を占めるスゴーカレン族は各国のキリスト教系の団体から支援が得られるに対し、マイノリティーのポーカレン族は充分な支援が得られておらず、その子供たちが非常に貧しい教育しか受けていないところに問題があります。中学校の就学率はスゴーカレン族が8割に対して、ポーカレン族は2割で、これも卒業時には5%程度に低下してしまいます。
 私たちはポーカレンのために3つの学校と保育園を建てました。先生の給料やポーカレ語を学ぶための教科書、昼食サービスなどの運営の支援を行っています。